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-----アスワンハイダム-------------------------------------------
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アスワン空港からバスで10分ほど。
訪れたのは教科書にも登場したアスワンハイダム。
1970年、ドイツとソ連の協力により作られた、幅3600m、高さ111mそして、エジプトの消費電力のほとんどを発電する超巨大ダム。
「アスワンハイダムに着きましたよー!」
と言われ、バスを降りると、
「ここが本当にダムなの?」
「湖畔のハイウェイじゃないの?」
といった感じでピンと来ない。
確かに、片側は湖で、その反対側が崖になっており、遠くに流れるナイル川が望める。(右写真アスワンハイダム記念塔と発電所→)
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ダムの堤の上には2車線の道路に植え込みと歩道があり。まさにレイクサイドハイウェイである。
しかも、この湖「ナセル湖」(←左写真)は、ナイル川をアスワンハイダムによってせき止めた為にできた人造湖で、ここから上流に約500km、貯水量にして琵琶湖の7.5倍という、超巨大な人造湖なのである。
しかし、そのあまりにも膨大な貯水量が災いし、砂漠気候であるはずのアスワンやアブシンベルなどに雲が発生し、近年雨を降らせる事もあるとか・・・実に恐ろしいダムである。
その為か?ビデオカメラではアスワンハイダムを撮影してはいけないらしい。(写真撮影禁止との噂もあるが特に問題なかった)
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アスワンハイダムからバスで10分ほど。
アスワンを訪れるツアーならほとんどが寄ると思われる「サハラ砂漠の砂拾い場」へやってきた。
「サハラ砂漠の砂拾い場」といえば少しは聞こえがいいが、単にアスワンハイダムからアスワン市内へ向かう途中に、砂漠の綺麗なパウダーサンドが道路脇まで広がっているだけだ。
しかし、これほど砂漠のお土産としてふさわしい物はない。しかもタダ。
早速、持っていたペットボトルに詰めようと思い、砂に手を入れると・・・
熱い!物凄く熱い!
サツマイモをホイルに包んでこの砂に埋めておけば、30分位で焼き芋ができるのではないかと思えるほど熱いのだ。
仕方なく、ペットボトルの口で直接すくっていたら、ラベルをとめていた糊が溶けベトベトになってたが、めげずになんとか650mlのペットボトル2本に砂を詰め、湯たんぽを持っているような気分でバスに帰った。
これで少しは砂漠化防止に貢献できたと思われる。 |
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そのまま走る事10分弱。
アスワン市内に入る手前でバスはアスワンダムを通過した。
ここはアスワンハイダム建設前の1902年、イギリス統治時代に建設されたダムで、長さ2140m、高さ51mと、当時は世界最大を誇っていたらしい。
しかし、毎年氾濫を起こす世界最長の大河ナイル川には太刀打できず、結局後年アスワンハイダムの建設に至ったのだとか。
眺めていると穏やかな流れではあるが、アフリカ大陸の奥地から砂漠の中を強引に流れ、周りに緑地帯を形成するナイル川のパワーは計り知れない物であるのだろう。
アスワンダムはバスを降りることなく、車窓見学となった。
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