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リゾッチャ

JALのリゾッチャことスーパーリゾートエキスプレスで、那覇へのフライト!

現在地:リゾッチャ機内 >>>> 目的地:那覇
長く伸びるリゾッチャの飛行機雲
飛行機雲
東京を朝一番に離陸し、進路を南西に取った機窓からは海に映った飛行機の影が見えた。後ろに長く伸びるのはきっと飛行機雲だと思う。自分の乗ってる飛行機が、飛行機雲を引いている。ちょっと考えるとなんだか少しロマンチックな気分になった。

操縦席
このリゾッチャ(B747-300)は機長と副操縦士に通信機関士の三人で操縦している。操縦室に入ると南国ムード漂う客室とは違い、緊張が立ち込めている。飛び交う会話はすべて英語、国内線といえども空の上では英語が共通語なのだ。もちろん計器もすべて英語表示、高度はフィート、速度はノット、距離はマイルが使われている。真中にある4つのレバーはエンジン出力レバーだ。この飛行機はエンジンが4つ付いているのでレバーも4つあるのだ。操縦席の足元にあるレーダーを覗くと、これから上空を通ろうとしている奄美大島の島影が緑と黒でモノクロ表示されていた。操縦席の計器は直射日光が当たっても鮮明に表示されていた。

リゾッチャの操縦席
奄美大島
奄美大島上空
先ほど操縦席のレーダで見えていた、奄美大島が、やっと窓からも見えるようになってきた。飛行機の窓から見る景色は超リアルな地図の様で面白い。さすがにこのあたりまで南下してくると海の色も紺からコバルトブルーに変わり、だんだんと南の島っぽくなってきた。那覇空港まではのこすとこあと一時間弱のフライトだ。

那覇へのアプローチ
エンジンの出力が落ち、シートベルトサインが点灯、機体の高度が下がると窓には沖縄本島の海岸線が見えてきた。太陽の光が海の水を透き通り海底の地形をあらわにしている。ちらほらと漆くいで固められた沖縄独特の赤い屋根の家も見えてきた。機体は何度か旋回し、窓一面に海や空が見え、軽い衝撃で那覇空港にランディング。

沖縄本島が見えてきた
那覇空港に駐機するリゾッチャ
那覇空港
自衛隊の基地を縫うように空港内を走りながら機内アナウンスが流れた。「当機は那覇国際空港に着陸いたしました。現在の天候は晴れ、気温は摂氏○○度との連絡が・・・」といった瞬間機内では「うわー暖けー」などの声が飛び交い、ざわめき始めた。機体が止まり、タラップが繋がれドアが開らき、人の列に沿って外に出ると、冷房が効いているとはいえ南国の生暖かい風に包み込まれた。売店には、ソーキそばやオリオンビールの旗が立ちおみやげやには泡盛とシーサーの置物がおいてある。空港の雰囲気も南国っぽくスーツ姿のサラリーマンはほとんど見かけない。東京から二時間半でいともあっさり沖縄に上陸したのである。

※運賃・時刻等のデータはページ作成時のものです。

順調に沖縄の地を踏みましたが、目的地はまだまだ南!那覇で降りて首里城や国際通りに行きたい気持ちはわかりますが、次の目的地は石垣島です。

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